南部町では令和5年11月から「たすかーど」の運用が開始されます。当事務所もたすかーどが利用できる加盟店となっており、この機会に当事務所が特に今後力を入れていきたい業務について3回に分けて紹介したいと思います。第1回目は「補助金申請」についてです。
皆様は補助金についてご存知でしょうか?どのような時に活用できるのかというと、例えば個人事業主の方が新しい装置を購入して生産性を上げたい、しかし手元資金が心許ない、というときに、新しい装置の購入費用の2分の1~3分の2程度の費用を提供してもらえる、というものです。全額ではないにしろある程度の費用が補助金で賄えるというのは事業を拡大させたい皆様にはぜひ利用したいものだと思います。
補助金は、市町村・都道府県・国などが事業として取り組んでいます。ある程度が財源として確保され、その財源の中で応募のあった事業者の中から審査を行い補助事業を採択していきます。事業をされる方は補助金を利用したい事業(新規装置の購入による売上向上など)の計画を立て、該当の補助金事業に応募します。採択されれば、計画に沿って事業を行い(新規装置の購入をするなど)、実際にかかった費用の2分の1~3分の2程度の費用の補助金が交付されます。
気をつけることは、補助金は事業を行った後にしか交付されないということです。つまり、上記の例でいうと、新しい装置を購入するにはまず何らかの方法により資金を調達してその資金により購入してから、実際にかかった費用を元に補助金が交付されるということです。では、自己資金がない場合はどうすればよいか、というと、いわゆる「つなぎ融資」によって資金調達して、事業を行う方法があります。この方法では、確かに全額を補助金でカバーできない分少し怖いと思いますが、まずは少額の補助金でもって事業を行えば債務の負担も少なく返済の目途も立つことと思います。それに、返済の計画も含めて事業計画を立案しますので、それで採択されたのならば、現実的な計画であるというお墨付きもいただいたようなものだと思います。
当事務所では、補助金申請やそれにまつわるつなぎ融資についてもサポートします。補助金は、個人事業主の方から法人まで対象となっているものがほとんどだと思いますので、補助金を利用したいと思われたら、まずはどの補助金がベストマッチしているのかを当事務所までお問い合わせください。